下水道ってなに?

和泉市下水道の歴史

昭和30年から40年代にかけて、家庭や工場等から排出される汚水が、速やかに排除されず、蚊やハエが発生し、河川や海域の汚染が顕著となりました。排除されない汚水が停滞していると、悪臭が発生し、周辺環境を悪化させてしまい公害の原因になりました。

このような背景のもと、昭和45年に下水道法が改正され、公共用水域の水質保全が下水道の役割として明確に示されました。

本市の公共下水道事業は、計画区域の大部分を占める北部処理区において、昭和50年度に都市計画を行い、昭和52年度に下水道(雨水)の整備に着手しました。

下水道(汚水)の整備は、昭和60年度に流域下水道の進捗に合わせて着手し、平成元年度に供用を開始しました。北部処理区の事業に着手した昭和60年度における和泉市内の下水道普及率は18.9%でありましたが、その後、和泉中央丘陵地区における都市再生機構による開発事業や民間の宅地開発が進み、下水道普及率は増加し、和泉市の平成28年度末の下水道普及率は87.5%です。